新型コロナウイルス(COVID-19)の解析 †[edit]
新型コロナウイルスの解析対象プロジェクト †[edit]
新型コロナウイルスを解析対象とするプロジェクトとして、Rosetta@home と Folding@home が挙げられます。どちらも人体やウイルスを構成するタンパク質を取り扱いますが、Rosetta@homeはタンパク質の静的な構造を解析するのに対し、Folding@homeはタンパク質の動的なふるまいを解析します。(違いはこのページもご覧ください)
BOINC(様々なプロジェクトの解析ができる基礎となるソフトウェア)をインストールして参加するもの。
専用のソフトウェアをインストールして参加するもの。
参加方法は各プロジェクトのページを参照。
関連スレッドなど †[edit]
ラウンジ
【Team 2ch】分散コンピューティング総合323【UD→BOINC】
パソコン一般
Folding@Homeで難病解明 Part16【FAH】
自作PC
【BOINC】自作機パワーでがん解析Ver.81【旧UD】
COVID-19
【Team 2ch】 Folding@Homeで新型コロナを解析 【F@H】
Linux
【1ボードPC】分散コンピューティング 2【コロナ】
次の解析ファイルがなかなか落ちてこないのですが・・・ †[edit]
- Rosetta@home
Rosetta@homeの場合は、ファイルのダウンロードに失敗しているパターンが多いようです。
ファイル転送タブから再試行回数などの表示が出ている場合は対象ファイルを右クリックして中止を選択します。
新しくファイルのダウンロードが始まります。
こちらのページ(サーバー側の状態)から右上のTasks ready to sendが0になっているか確認しましょう。0でない場合は準備ができた未解析のファイルが残っていることを表しています。
新型コロナウイルスの解析だけをしたい †[edit]
- OpenPandemics - COVID-19
WCGのサイトの「Settings」からプロジェクトの設定画面へ行き、参加プロジェクトのチェックが「OpenPandemics - COVID-19」のみに入っている状態にしてください。
- Rosetta@home
新型コロナウイルスの解析だけをすることはできません。
ただ、自分が他のタスクを解析することによって別の人が新型コロナウイルスの解析をできるようになり、間接的に貢献することができます。
もし他のタスクをキャンセルしたとしても、そのタスクは別の人に割り当てられるため、トータルでの解析量は変わりません。
- SiDock@home
このプロジェクトは現在新型コロナ専門プロジェクトのため、全てのタスクが新型コロナ関連です。
進捗状況、解析対象は当該サイトの掲示板、Newsトピックス参照。
- Ibercivis BOINC
このプロジェクトは現在新型コロナ専門プロジェクトのため、全てのタスクが新型コロナ関連です。
- Folding@home
バージョン7.6.8以降のクライアントでは
Web ControlのI support research fighting
またはAdvanced ControlのConfigure→Advanced→Cause Preference
のいずれかをAnyからCOVID-19に変更することで新型コロナウイルス関連のタスクを優先的に実行できます。
自分が新型コロナウイルスの解析をしているか確認したい †[edit]
- Rosetta@home
ファイル名にCOVID-19が含まれている場合、新型コロナウイルスの解析が行われていることを表しています。
- Folding@home
Web Controlのプロジェクト概要にCOVID-19やSARS-CoV-2と書かれている場合、新型コロナウイルスの解析が行われていることを表しています。
Advanced ControlからはProject番号をクリックするとプロジェクト詳細のページが開きます。
Ibercivis BOINCって何? †[edit]
- 既に存在する、エボラ出血熱、HIV、インフルエンザ、B型肝炎に対して使用される治療薬が、新型コロナウィルスに対して有効かシミュレーションして検証するプロジェクトです。
終了した同じ名前のプロジェクトが過去に存在しましたが、今回新型コロナ専門プロジェクトとして再始動したようです。
- 公式サイトの説明文がスペイン語のみだったりとわかりにくい部分もありますが、基本的にRosetta@homeと同じやり方で参加できます。
BOINC Managerの「ツール」→「プロジェクトを追加」で表示されるプロジェクト選択画面の「プロジェクトのURL」の欄に、
https://boinc.ibercivis.es/ibercivis/
と入力してください。
※プロジェクトサーバーのSSL証明書の有効期限が2020年9月28日で失効しているため、以降新規の参加はできません。実質的に休止中です。