Simple Viewの場合 †[edit]
下の画像を参照。
- CPUを100%使うには「Use no more than ~ of the processor」を100%に変える。
- さらに他のプロジェクトに参加するには「Add Project」を押し同じようにURLとそのプロジェクトのユーザー名(メールアドレスの場合もある)とパスを入力する。
- WCGのようにサイトであらかじめ登録するものと、TANPAKU等のようにBOINCのAdd Projectでメアドとパスを入れその後ニックネーム等を入力するものがある。
- さらに詳しく設定するには右下の「Advanced View」を押してBOINCマネージャを開く。
Simple Viewウィンドウ | Simple View-Preferencesウィンドウ |
&ref(): File not found: "s_main.png" at page "BOINC_Manager"; | &ref(): File not found: "s_processor.png" at page "BOINC_Manager"; |
Simple Viewウィンドウ †[edit]
- Add Project
- 参加する新たなプロジェクトを追加する
- ?
- ヘルプを表示する
- Messages
- プロジェクトや宿題の切り替え、通信状況などのログを表示する
- Pause
- 一時停止する (スヌーズ)
- Preferences
- Preferencesウィンドウを表示する
- Advanced View
- 表示方法をAdvanced Viewに切替える
Simple View - Preferencesウィンドウ †[edit]
- Skin
- スキンを変更する.スキンのインストールは,アーカイブをダウンロードし,解凍してできたスキン入りディレクトリを,以下のディレクトリに(インストール先がデフォルトの場合・フォルダがなければ新規作成)にコピーしてください.(再起動なしで)そのまま選択できるようになります.
- WINDOWS
- C:\Program Files\BOINC\Skins
- MacOSX
- /Library/Application Support/BOINC data/skins/になる(ユーザのホームディレクトリじゃなくて、ルートディレクトリ直下の方のLibraryだから注意)
- Preferences
ここでの設定はプロファイルより優先して適用されます。
- I want to customize my preferences for this computer only.
- このカスタマイズ設定はこのコンピューターのみで使う
- Do work only between
- ここで設定したスケジュールの間、演算を行う
- Connect to internet only between
- ここで設定したスケジュールに基づいて、インターネットに接続する
- Use no more than ~ of disk space
- ここで設定した値を上限としてディスクスペースを使用する
- Use no more than ~ of the processor
- ここで設定した値を上限としてプロセッサを使用する
- Do work while on battery?
- バッテリー駆動時にお仕事をするかの設定
- Do work after idol for ~ minutes
- ここで設定した間、コンピュータがアイドル状態だったら演算を開始する
Advanced Viewの場合 †[edit]
プロジェクトタブ †[edit]
更新 | 完了した宿題のポイント申告と、成績情報・プロファイル(WCGならマイ・グリッド)の設定を取得します。 連打すると接続待機時間が増えて、次に接続できるまで時間が掛かってしまうので連打してはいけません 更新を押さなくても宿題は完了したら即提出され自動的に次のキャッシュを貰ってきます。 更新はBOINCが現在クライアントにある宿題の状況を判断し自動的に行うので、基本的に押す必要はありません。 |
一時停止 | 選択したプロジェクトを一時停止します |
タスクの取得禁止 | 選択したプロジェクトで今後新しい宿題を受け取らなくします。 取得禁止中はこの欄が「新しいタスクを許可」に変わります。 |
プロジェクトをリセット | 宿題を全て破棄し、解析アプリについても一から再インスコします。 エラーが頻発し、解析アプリの破損が疑われる場合の最終手段。間違えて押さないよう注意 |
離脱 | このマシンをプロジェクトから離脱させます。間違えて押さないよう注意。なお離脱しても取得済みのクレジットを失うことはありません。 もし間違って離脱してしまった場合は、その場で再度「プロジェクトに参加」すればいい。 ある一定期間以上BOINCを運用した場合誤離脱を防ぐ為にこのボタンは押せなくなります。離脱したいのに押せない場合はプロジェクトのサイトへ行き離脱し、その後ローカルファイル*1を削除します。 通常は「タスクの取得禁止」で宿題を取りに行かないようにすればいい。 |
- ウェブサイト
- プロジェクトの各ページへ行く。
- リソース割り当て
- プロジェクトの設定で割り当てられた割合。
- 状態
- 通信を延期
- 鯖にアクセスが集中しない為にある程度の時間を待ってから通信を行う。この状態の時に更新を押すとさらに待機時間が増えてしまう。
- 新しいタスクを取得しない
- タスクの取得禁止を押すとなる。そのままの意味。新しいタスクを許可でまたとってくるようになる。
以下の説明では宿題=タスクの意味で使用しています。
#ref(): File not found: "Manager_task_tab.png" at page "BOINC_Manager"
操作 |
グラフィクスを表示 | 選択したタスクにグラフィックスがある場合、表示します |
一時停止 | 選択したタスクを一時停止します。停止すると自動的に他のタスクの処理を開始します |
中止 | 選択したタスクを破棄します。問題無い場合は間違えて押さないよう注意 |
項目の説明 |
プロジェクト | プロジェクト名 |
アプリケーション | プロジェクトで使用するアプリケーション名 |
名前 | タスクの名前 |
CPU 時間 | これまでかかった解析時間 |
進捗状況 | どのくらい進んだかの割合 |
完了までの時間 | ベンチマーク値から予測される宿題が完了するまでの時間 |
報告期限 | 宿題の提出期限。これを過ぎると成績にならない |
状態 | 以下のリストを参照 |
- 実行待機
- 途中まで解析し終わった宿題で切り替えで待機している。自動的に切り替わり再開される。
- 開始まで待機
- まだ手をつけていない宿題(キャッシュ)。待機している宿題が無くなったら自動的に解析が始まる。
- 実行中
- 現在解析を実行中です。
- 報告待機
- 宿題は完了し既に提出しましたが、スケジューリング・サーバへポイントの申告を通知するタイミングを待っています。 BOINCが現在クライアントにある宿題の状況を判断し自動的に報告します。手動で報告するにはプロジェクトタブの更新を使います。
- 参加者によってタスク一時停止
- タスクタブの一時停止ボタンを押すとなります。再開させるには、このタブにある「再開」ボタンを使います。
- 一時停止状態 - 計算を一時停止
- BOINC が一時停止中の状態です。アクティビティから一時停止したか、タスクトレイアイコンから休止するとなります。再開するにはそれぞれ稼動や再開してください。
- 一時停止状態 - ユーザはアクティブ
- プロファイルで「コンピューターの使用中に作業を行いますか?*2」の設定が「いいえ」になっている場合、アイドル時のみ稼動するためユーザーがアクティブの時は一時停止状態になります。設定を無視して再開させるにはメニューの「アクティビティ」→「常時稼動」にします。
- 一時停止状態 - CPU ベンチマーク
- 「高度な設定」→「CPU ベンチマークを実行」等で実行されるベンチマークが回ってる間は全てのタスクが一時停止されます。ベンチマークが終了すると自動的に再開されます。
- 参加者によってプロジェクト一時停止
- 参加者によってプロジェクトが一時停止されている状態です。 プロジェクトの一時停止を解くには、プロジェクトタブにある「再開」 ボタンを使って下さい。
- 中断中 (Preempted)
- クライアント側のスケジューラによって、リザルトの計算は一時停止されています。 処理のローテーションによって該当プロジェクトが立ち上がると、このリザルトの計算が再開されます。
- 参加者によって中止
- 中止ボタンを押すとなります。この状態になったタスクは更新時に一覧からクリアされます。元に戻す事はできません。
- ダウンロード中 (Downloading)
- 宿題ファイルをダウンロードしている最中です。 BOINCは現在クライアントにある宿題の状況を判断し自動的にキャッシュをダウンロードします。
- アップロード中 (Uploading)
- 宿題ファイルをアップロードしている最中です。BOINCは宿題が完了するとすぐにアップロードを試みます。
- 計算エラー
- 一度、BOINCを終了→再起動してみましょう。クロックアップによって発生する場合もあります。
操作や処理の結果のログがこのタブに残ります。このログは、自動で保存されます。11/09/20時点の最新版では上部バーの高度な操作のEventLog?に移動しました。
- WindowsXP以前のWindows
- ログはC:\Program Files\BOINC\stdoutdae.txtに保存されます。
- WindowsVISTA及びWindows7
- ログはC:\ProgramData?\BOINC\stdoutdae.txtに保存されます。
- なお、ProgramData?フォルダは隠しフォルダですので、表示するには管理者権限で次の操作を行ってください。
- コントロールパネル→フォルダーオプション→「表示」タブ→詳細設定→「すべてのファイルとフォルダを表示する」にチェックを入れ「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない」のチェックを外す→(ProgramData?フォルダが表示されない場合)Explorerを再起動
宿題が完了するとすぐにアップロードします。その時「ファイル転送」タブに状況が出ます。
大抵すぐ終わるのですぐ消えますがメッセージにはその結果が以下のように残ります。
2007/05/07 12:23:54|World Community Grid|[file_xfer] Started upload of file XXXXXX
2007/05/07 12:23:54|World Community Grid|[file_xfer] Finished upload of file XXXXXX
2007/05/07 12:23:54|World Community Grid|[file_xfer] Throughput 73245 bytes/sec
万が一ネットワークの不具合で提出できない場合はファイル転送タブに残ります。
「プロジェクト」タブの更新を押すと成績情報を報告します。メッセージには以下のように残ります。
2007/05/07 15:24:39|World Community Grid|Sending scheduler request: Requested by user
2007/05/07 15:24:39|World Community Grid|Reporting 6 tasks
2007/05/07 15:24:44|World Community Grid|Scheduler RPC succeeded [server version 509]
Reporting 6 tasksは報告待機になっていた数です。この場合6つ溜まってました。
91秒分の宿題を要求している例。91秒分というのは多分目安で、実際に91秒で終わる宿題が落ちてくるわけではない。
どのくらいの量を要求するかはCPU使用率の設定・ベンチマーク値等から算出されると思われる。(ツッコミ希望)
2007/05/13 17:37:15|World Community Grid|Sending scheduler request: To fetch work
2007/05/13 17:37:15|World Community Grid|Requesting 91 seconds of new work, and reporting 1 completed tasks
reporting 1 completed tasksは報告待機になっていた数です。このように、普段は宿題の要求のついでに成績情報を報告していることが分かります。
ベンチマーク結果 †[edit]
メニューの高度な操作から出来るベンチマークの結果はメッセージに残ります
2007/05/07 16:14:48||Running CPU benchmarks
2007/05/07 16:14:48||Suspending computation - running CPU benchmarks
2007/05/07 16:15:49||Benchmark results:
2007/05/07 16:15:49|| Number of CPUs: 1
2007/05/07 16:15:49|| 2226 floating point MIPS (Whetstone) per CPU
2007/05/07 16:15:49|| 4008 integer MIPS (Dhrystone) per CPU
2007/05/07 16:15:50||Resuming computation
ベンチマークは120時間ごとに実行されます。またBOINCをバージョンアップして最初に起動した際にも実行されます。
ディスク容量制限で中断しエラー報告したログの例。結果状況を見てみたら他の人も全員エラーだったので宿題自体に問題があった模様。
エラーで中断の場合は「Aborting task~」となる。
2007/05/11 12:16:10|World Community Grid|Aborting task 10002464-10002464_1: exceeded disk limit: 29.22MB > 28.61MB
2007/05/11 12:16:10|World Community Grid|Deferring communication for 1 min 0 sec
2007/05/11 12:16:10|World Community Grid|Reason: Unrecoverable error for result 10002464-10002464_1 (Maximum disk usage exceeded)
コア・クライアントのコマンドライン・オプション、設定ファイル、環境変数
100%使用しない設定の場合でもCPU使用率を一定にする †[edit]
BOINC側ではCPU使用率を100%にしておいてBattle Encoder Shiraseを使って使用率を絞ったほうが安定します。
使い方@作者サイト
その際、使用率を絞るタスクはBOINC_Managerではなくプロジェクトの解析アプリ本体を指定し、切り替わったら設定し直すこと。
BOINC_Managerから他のPCに接続して、動作状況を表示させることが出来ます。
複数台のPCを用いて参加している場合に便利です。
- 設定ファイルに設定を記述する(2ファイル)・・・閲覧されるPC側のみ設定すれば良い
- Windowsの場合 : BOINCをインストールしたフォルダに (デフォルトでは"C:\Program Files\BOINC")
BOINCのバージョンが6以降の場合は、インストール時に指定したデータディレクトリに作成してください。
Windows10の場合は、C:\programData\BOINC (隠しフォルダを表示していない場合は、エクスプローラなどで直接指定すればOK)
- Linuxの場合(Debian etch) : "/etc/boinc-client"
- gui_rpc_auth.cfg
- パスワードを設定する
Windowsの場合、元からあるファイルにランダムなバスワードが入っているが、自分の好きなパスワードに変更してください
Linuxの場合、末尾を改行しないとエラーになる。Winでは問題なかった
- remote_hosts.cfg
- 受け入れるPCのIPアドレス、又はホスト名を記述する
gui_rpc_auth.cfg同様、Linuxの場合、末尾を改行しないとエラーになる。同じくWinでは問題なかった
- ファイヤーフォール(セキュリティソフト)の設定をする。
| プロトコル | 使用ポート |
閲覧されるPC側 | TCP | 31416 |
閲覧するPC側 | TCP | ランダム |
Advanced View → 高度な操作 → コンピューターの選択
- 計算機名(ホスト名) : 閲覧したいPCのIPアドレス(又はホスト名)を入力する
- パスワード : gui_rpc_auth.cfg にて設定したパスワードを入力する
- 他のPCから閲覧された後、その閲覧されたPC上でBOINC_Managerから情報が表示できない ("切断されました"と表示されている)
- Advanced View → 高度な操作 → コンピューターの選択
- 計算機名(ホスト名) : localhost (又は 127.0.0.1 ) と入力する
- パスワード : gui_rpc_auth.cfg にて設定したパスワードを入力する (localhostの場合は自動で入力される)
RPC 経由のコア・クライアント制御
- ページ下部のパスワードによる保護及びリモート計算機の制限
いつ宿題をセーブしたか †[edit]
WCGの場合
C:\Program Files\BOINC\slots\数字
にあるwcg_checkpoint.datの更新日時がセーブした時刻
BOINCフォルダ以下にあるファイル・フォルダ †[edit]
フォルダ
- BOINC\projects
- 参加しているプロジェクト関係のファイル。最適化アプリはこの下の各プロジェクトのところに入れる。それ以外は通常いじっちゃダメ。
HDDの容量上限を設定しているときこのフォルダーの中のプロジェクト名フォルダーの中のファイルで容量の大きくかつアプリケーション名の物を消すといい。
- ver6以降はデータフォルダに格納
- BOINC\slots\数字
- 現在解析中のプロジェクト関係のファイル。いじっちゃダメ
- ver6以降はデータフォルダに格納
- BOINC\Skins
- Skinフォルダ
- BOINC\locale
- 言語ファイル。日本語は「ja」
ログ系;いつの間にかでかくなるけど定期的にクリアされる。でかいままなら消しても大丈夫っぽい。消す時はBOINC終了してから消す。
ver6以降はデータフォルダに格納
- stderrgui.txt
- Skinマネージャのエラーログ。
- stdoutdae.txt
- メッセージタブのログ。
- stdoutgui.txt
- コアクライアントのログ?
- stderrdae.txt
- エラーログ?
プロジェクト情報系:いじっちゃダメ。アカウントキーなどの情報があるので取り扱い注意。
ver6以降はデータフォルダに格納
- statistics_URL.xml
- プロジェクトの成績(マネージャの統計情報表示に反映)。単なるログなので消しても無問題
- sched_request_URL.xml
- プロジェクトのスケジューリング鯖にリクエストする情報
- sched_reply_URL.xml
- スケジューリング鯖から返ってきた情報
- master_URL.xml
- プロジェクトサイトの内容?
- account_URL.xml
- アカウント情報
メールアドレス忘れた時プロジェクトによってはこのファイルの特定の
乱文字列を使ってログインできる。
マネージャ設定系
ver6以降はデータフォルダに格納
- global_prefs_override.xml
- シンプルビューの設定で設定した内容はここに保存され、プロファイルの設定より優先される。書き換えてから高度な操作→Read local prefs fileで読み込めば反映される。参考
- global_prefs.xml
- プロジェクトサイトからダウンロードしてきたプロファイル設定。
- cc_config.xml
- メッセージタブに表示するログや、宿題の同時解析数、成績履歴の保存日数の設定。本来はデバッグ用で、作らなければ無い。参考
- remote_hosts.cfg
- リモート操作で受け入れるPCのIPアドレス、又はホスト名を記述する。作らなければ無い。BOINC_Managerから他のPCに接続する。参考
- gui_rpc_auth.cfg
- リモート操作でのパスワード。
クライアント関係 †[edit]
日本語化ファイル †[edit]
- 日本語ファイル
- BOINC日本語化ファイルを開発元に提供している有志(Club-HUAA創設者のSpiegel氏)のサイト。
BOINCの新版リリースの際、日本語化ファイルは古い版のままとなっていることがよくあるため、こちらを訪れて日本語化ファイルを最新版にしておくと良い(2007年3月を最後に更新が止まっている模様)。
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