#author("2019-06-04T14:11:04+09:00","default:2ch","2ch")
#author("2019-06-30T14:57:04+09:00","default:2ch","2ch")
#contents
*PrimeGridとは? [#la9f2076]
~[[PrimeGrid (プライムグリッド):http://www.primegrid.com/]]とは、素数を発見するための数学系プロジェクトです。
素数を発見する面白さをもたらし、また素数に関連する教材を提供することにより数学分野へ貢献し、暗号システムの発展・コンピュータセキュリティの向上に役立てられます。
運良く記録的な素数を発見した場合、発見者として歴史に自分の名前を刻むこともできます。 [[自分が素数を発見したとき>PrimeGrid#findprime]]

''参加可能なOS・マシンは「Windows・Linux・Mac OS」''
//(Solaris・PlayStation3 については AP26 が休止となったため参加できなくなりました。今後再開する可能性もあります)

PrimeGridでは、2016年12月4日現在 下記のプロジェクトが活動中です。
|プロジェクト名|>|Windows|>|Linux|>|Mac|備考 (最近の平均所要時間)|h
|~|32bit|64bit|32bit|64bit|32bit|64bit|~|
|Arithmetic Progression of Primes 27 (AP27) (CPU)|×|○|×|○|×|○|(26時間45分41秒)|
|Arithmetic Progression of Primes 27 (AP27) (OpenCL)|×|○|×|○|×|○|(1時間25分43秒)|
|321 Prime Search LLR (321)|○|○|○|○|○|○|10%のクレジットボーナス付加(36時間22分17秒)|
|Cullen Prime Search LLR (CUL)|○|○|○|○|○|○|20%のクレジットボーナス付加(106時間2分29秒)|
|Extended Sierpinski Problem LLR (ESP)|○|○|○|○|○|○|20%のクレジットボーナス付加(41時間13分26秒)|
|Prime Sierpinski Problem LLR (PSP)|○|○|○|○|○|○|''現在の中心プロジェクト'' 45%のクレジットボーナス付加(45時間5分12秒)|
|Proth Prime Search LLR (PPS)|○|○|○|○|○|○|(58分35秒)|
|Proth Prime Search Extended LLR (PPSE)|○|○|○|○|○|○|(28分46秒)|
|Proth Mega Prime Search LLR (MEGA)|○|○|○|○|○|○|(2時間13秒)|
|Seventeen or Bust LLR (SOB)|○|○|○|○|○|○|''非常に長いタスク''、60%のクレジットボーナス付加(428時間22分28秒)|
|Sierpinski / Riesel Base 5 LLR (SR5)|○|○|○|○|○|○|10%のクレジットボーナス付加(8時間27分36秒)※素数発見時は10倍まである|
|Sophie Germain Prime Search LLR (SGS)|○|○|○|○|○|○|(26分50秒)※素数発見時は倍になる|
|The Riesel Problem LLR (TRP)|○|○|○|○|○|○|20%のクレジットボーナス付加(23時間42分44秒)|
|Woodall Prime Search LLR (WOO)|○|○|○|○|○|○|20%のクレジットボーナス付加(135時間39分58秒)|
|Generalized Cullen/Woodall Sieve (GCW-Sieve)|○|○|○|○|○|○|''現在の中心プロジェクト''(1時間56分56秒)|
|The Riesel Problem Sieve (TRP-Sieve)|○|○|○|○|○|○|10%のクレジットボーナス付加(3時間5分1秒)|
|Proth Prime Search Sieve (PPS-Sieve) (CPU)|○|○|○|○|○|○|(23時間59分7秒)|
|Proth Prime Search Sieve (PPS-Sieve) (CUDA) |○|△|○|○|○|○|(24分57秒)|
|Proth Prime Search Sieve (PPS-Sieve) (OpenCL) |○|△|○|○|×|○|~|
|Generalized Fermat Prime Search n=15 (GFN-15) (CPU)|○|○|○|○|○|○|(34分59秒)|
|Generalized Fermat Prime Search n=15 (GFN-15) (OpenCL) |○|△|○|○|×|○|(3分37秒)|
|Generalized Fermat Prime Search n=16 (GFN-16) (CPU) |○|○|○|○|○|○|(3時間59分12秒)|
|Generalized Fermat Prime Search n=16 (GFN-16) (OpenCL) |○|△|○|○|×|○|(17分25秒)|
|Generalized Fermat Prime Search n=17 (GFN-17-Low) (CPU) |○|○|○|○|○|○|(9時間49分)|
|Generalized Fermat Prime Search n=17 (GFN-17-Low) (OpenCL) |○|△|○|○|×|○|(22分39秒)|
|Generalized Fermat Prime Search n=17, b≧42,597,774 (GFN-17-Mega) (CPU) |○|○|○|○|○|○|(9時間3分22秒)|
|Generalized Fermat Prime Search n=17, b≧42,597,774 (GFN-17-Mega) (OpenCL) |○|△|○|○|×|○|(33分14秒)|
|Generalized Fermat Prime Search n=18 (GFN-18) (CPU) |○|○|○|○|○|○|(33時間36分15秒)|
|Generalized Fermat Prime Search n=18 (GFN-18) (OpenCL) |○|△|○|○|×|○|(1時間4分52秒)|
|Generalized Fermat Prime Search n=19 (GFN-19) (CPU) |○|○|○|○|○|○|(166時間17分15秒)|
|Generalized Fermat Prime Search n=19 (GFN-19) (OpenCL) |○|△|○|○|×|○|(2時間23分51秒)|
|Generalized Fermat Prime Search n=20 (GFN-20) (CPU) |○|○|○|○|○|○|10%のクレジットボーナス付加(109時間15秒)|
|Generalized Fermat Prime Search n=20 (GFN-20) (OpenCL) |○|△|○|○|×|○|10%のクレジットボーナス付加(12時間6分47秒)|
|Generalized Fermat Prime Search n=21 (GFN-21 (CPU) |○|○|○|○|○|○|20%のクレジットボーナス付加(359時間28分25秒)|
|Generalized Fermat Prime Search n=21 (GFN-21) (OpenCL) |○|△|○|○|×|○|20%のクレジットボーナス付加(30時間20分26秒)|
|Generalized Fermat Prime Search n=22 (GFN-22) (CPU) |○|○|○|○|○|○|''非常に長いタスク''、50%のクレジットボーナス付加(1025時間33分51秒)|
|Generalized Fermat Prime Search n=22 (GFN-22) (OpenCL) |○|△|○|○|×|○|''非常に長いタスク''、50%のクレジットボーナス付加(93時間27分29秒)|
//|休止中のプロジェクト|>|>|>|>|>|>| |
//|The Sierpinski Problem ESP/PSP/SoB Sieve (ESP-Sieve)|○|○|○|○|○|○|最適域に達したので2016年7月31日に休止|
//|AP26 Search|○|○|○|○|○|○|WindowsはSSE2対応が必要。最近のPCならOK|
//|AP26 Search (CUDA)|○|○|×|○|○|×|NVIDIA製GPU(GeForceシリーズ)を使用して解析する|
//|>|>|>|>|>|>|>|AP26 は 2010年4月12日 20:03:44 UTC(日本時間 2010年4月13日 05:03:44)に初めて発見された。&br;今後、AP26の探索を続けるのか、新たにAP27を探すのか等を含めて未定であり、それまでは休止の予定。|
//|321 Prime Search (Sieve)|○|○|○|○|○|○|2011年4月にSievingが最適域に達したので休止|
//|Cullen/Woodall Prime Search (Sieve)|○|○|○|○|○|○|GPUでも解析可能(NVIDIA製)|
//|Cullen/Woodall Prime Search (Sieve) (CUDA)|○|○|○|○|○|○|~|
|>|>|>|>|>|>|>|○:対応プログラムあり △:32bit用のプログラムが配布される ×:対応プログラム無し|
Core 2 Duo/Quad・i7やPhenom X3/X4など、いわゆる「マルチコアCPU」を搭載しているPCでは、コアの数だけ同時並行で解析できます。
//※現在LLRでは、[[コアが多いほど解析速度が下がる:http://www.primegrid.com/forum_thread.php?id=1459]]という原因不明の現象が確認されています。

平均所要時間は、参加者が解析した宿題1個あたりの平均時間。(2016/12/30 現在)
性能が高いCPUを使用しているなら平均所要時間より早く終わるし、何年も昔のCPUなら当然平均より遅くなる。
PCの環境も影響するので、実際にどれほど時間がかかるかは自分でやってみないと分からない。あくまで目安といったところ。

WCGなどから移ってきた人は、宿題1個が数日かかると聞いて「長すぎだろゴルァ!やってらんねーよ」と思うかもしれない。
しかし、PrimeGridの最大の素数を「Generalized Fermat Prime Search」からTeam 2chのメンバーが発見したこともあった(現在は321 Prime Searchで発見されたものが最大)。
長時間かかるプロジェクトに参加するのも悪くないのではないだろうか。
**各種プロジェクトの説明 [#n236af15]
-AP27 Search: [[等差数列(arithmetic progression):http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AD%89%E5%B7%AE%E6%95%B0%E5%88%97]]の素数を探る。
       AP27とは素数27個の等差数列のこと。素数26個の等差数列は、2010年4月12日(UTC)にPrimeGridのAP26 Searchプロジェクトで最初に発見された。
-AP27 Search: [[等差数列(arithmetic progression):http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AD%89%E5%B7%AE%E6%95%B0%E5%88%97]]の素数を探る。~
       AP27とは素数27個の等差数列のこと。素数26個の等差数列は、2010年4月12日(UTC)にPrimeGridのAP26 Searchプロジェクトで最初に発見された。~
       なお、素数の等差数列はいくらでも長いものが存在することが証明されている。([[グリーン・タオの定理:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%BF%E3%82%AA%E3%81%AE%E5%AE%9A%E7%90%86]])
-321 Prime Search: 3*2^n±1の形のメガ素数(100万桁以上の大きさの素数)を探る。
-Cullen Prime Search: n*2^n+1の形のメガ素数を探る。([[カレン数、ウッダル数:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AC%E3%83%B3%E6%95%B0]])
-Woodall Prime Search: n*2^n-1の形のメガ素数を探る。([[カレン数、ウッダル数:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AC%E3%83%B3%E6%95%B0]])
-Extended Sierpinski Problem :現在証明されている、最小のシェルピンスキー数は78557で2番目に小さいものは271129である。
               271129未満で78557より大きい、「素数の」シェルピンスキー数はPrime Sierpinski Problemで探索が行われている。
-Extended Sierpinski Problem :現在証明されている、最小のシェルピンスキー数は78557で2番目に小さいものは271129である。~
               271129未満で78557より大きい、「素数の」シェルピンスキー数はPrime Sierpinski Problemで探索が行われている。~
               Extended Sierpinski Problemは、同じ領域で「合成数の」シェルピンスキー数の探索を行う。2015年1月現在、候補は11個ある。
-Prime Sierpinski Problem : シェルピンスキー数である最小の素数を探る。([[シェルピンスキー数:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%94%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC%E6%95%B0]])
              現在、271129が素数であるシェルピンスキー数であることが証明されているが、それが最小であるかを証明するプロジェクト。
              78557未満の候補に関してはSOBとかぶるので本プロジェクトでは探索の対象外であるもよう。
-Prime Sierpinski Problem : シェルピンスキー数である最小の素数を探る。([[シェルピンスキー数:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%94%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC%E6%95%B0]])~
              現在、271129が素数であるシェルピンスキー数であることが証明されているが、それが最小であるかを証明するプロジェクト。~
              78557未満の候補に関してはSOBとかぶるので本プロジェクトでは探索の対象外である模様。~
              2014年12月現在、候補は8個ある。
-Proth Prime Search: k*2^n+1の形(k < 1200)の素数を探る。([[プロス数:http://en.wikipedia.org/wiki/Proth_number]])
-Proth Prime Search Extended: k*2^n+1の形(1200 < k < 10000)の素数を探る。([[プロス数:http://en.wikipedia.org/wiki/Proth_number]])
-Proth Mega Prime Search: k*2^n+1の形(100 < k < 300, 3.322M <= n < 3.6M)で100万桁以上の素数を探る。([[プロス数:http://en.wikipedia.org/wiki/Proth_number]])
//Twin Prime Search: k*2^n+1とk*2^n-1の形の素数を探る。
-Seventeen or Bust: 78557がシェルピンスキー数であることは証明されているが、最小であるかはわかっていない。
          そのため、それよりも小さいシェルピンスキー数を探す[[プロジェクト:http://seventeenorbust.com/]]。
          プロジェクト開始時17個の候補があったため「Seventeen or Bust」という名がついた模様。
-Seventeen or Bust: 78557がシェルピンスキー数であることは証明されているが、最小であるかはわかっていない。~
          そのため、それよりも小さいシェルピンスキー数を探す[[プロジェクト:http://seventeenorbust.com/]]。~
          プロジェクト開始時17個の候補があったため「Seventeen or Bust」という名がついた模様。~
          2016年11月現在、それよりも小さなシェルピンスキー数の候補は5個ある。
-Sierpinski/Riesel Base 5 Problem: シェルピンスキー数/リーゼル数の、k*2^n±1をk*5^n±1にしたもの。
                  最小のシェルピンスキー数(Base 5)は159986と考えられているがそれよりも小さな数を探す。候補は2016年8月現在で33個ある。
                  最小のリーゼル数(Base 5)は346802と考えられているがそれよりも小さな数を探す。候補は2016年8月現在で74個ある。
-Sierpinski/Riesel Base 5 Problem: シェルピンスキー数/リーゼル数の、k*2^n±1をk*5^n±1にしたもの。~
                  最小のシェルピンスキー数(Base 5)は159986と考えられているがそれよりも小さな数を探す。候補は2016年8月現在で33個ある。~
                  最小のリーゼル数(Base 5)は346802と考えられているがそれよりも小さな数を探す。候補は2019年6月現在で67個ある。
-Sophie Germain Prime Search: 2p+1も素数であるような素数pを探る。([[ソフィー・ジェルマン素数:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%B3%E7%B4%A0%E6%95%B0]])
-The Riesel Problem: 現在知られている最小の[[リーゼル数:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BC%E3%83%AB%E6%95%B0]]の509203が本当に最小であるかを探る。
-The Riesel Problem: 現在知られている最小の[[リーゼル数:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BC%E3%83%AB%E6%95%B0]]の509203が本当に最小であるかを探る。~
           2014年10月現在、それよりも小さなリーゼル数の候補は50個ある。
-Generalized Fermat Prime Search: b^2^n+1の形(n=15~22)の素数を探す。
                 n=22はかつてWorld Recordとも呼ばれていたが、メルセンヌ素数(2015年に世界最大の素数を更新)の桁数の増加する勢いに比べるとnをどれだけ大きくしても
-Generalized Fermat Prime Search: b^2^n+1の形(n=15~22)の素数を探す。~
                 n=22はかつてWorld Recordとも呼ばれていたが、メルセンヌ素数(2015年に世界最大の素数を更新)の桁数の増加する勢いに比べるとnをどれだけ大きくしても~
                 メルセンヌ素数の探索ペースに追いつけないと判断されたため、WRとは呼ばれなくなった。([[Generalized Fermat Prime:http://en.wikipedia.org/wiki/Fermat_number#Generalized_Fermat_primes]]、[[フェルマー素数:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%BC%E6%95%B0#.E3.83.95.E3.82.A7.E3.83.AB.E3.83.9E.E3.83.BC.E7.B4.A0.E6.95.B0]])

''LLRとは?''
[[Lucas-Lehmer-Riesel test:http://en.wikipedia.org/wiki/Lucas%E2%80%93Lehmer%E2%80%93Riesel_test]]のことを示し、該当する素数かどうかを確かめる。
LLRはCPUにかなりの負担がかかるので、特にLLRのチャレンジのときは、しっかり[[熱対策]]しておく必要がある。
素数の発見者として歴史に名前を残したいという場合はLLRを解析する。
ただし、発見者名をあらかじめ設定しておくか、発見したときに名前を届け出る必要がある。 [[自分が素数を発見したとき>PrimeGrid#findprime]]
そうしないと発見者として扱われなくなる。 [[Team 2chでの実例>PrimeGrid#incase]]

''Sieveとは?''
Sieve は素数を見つけるための最初のステップです。
一般的に、sieve というのは網やネット、または他の濾過・蒸留方法のようなものを用いて、いるものといらないものを分けることです。
PrimeGridで「Sieve」と言えば「素数候補抽出」といった意味合いでしょうか。

PrimeGrid の場合、最終的に欲しいのは素数であって、素数でない数は必要ありません。
(PSP sieve には Geoff Reynolds の sr2sieve プログラムを私たちは使用しています)
小さい因数(割り切れる数)を持つ数を取り除くことで、できるだけ素数の候補となる数を絞り込んでいきます。
この過程は素数判定よりも速いので、素数判定の前にデータの集合を完全にふるいにかけておくことは良いことです。

Sieving(ふるい分け) によって、多くの候補となっている数から、素数でない数が始めに取り除かれます。
しかし、ふるい分けが進むにつれて、取り除かれる数の割合が少なくなり、最終的には素数判定と同じ割合で素数でない数が取り除かれます。
これを「optimal depth(直訳すると「最善の深み」)」と呼ぶこともあります。
このときに素数判定を行うと良いのです。

ふるい分けをするのにどれだけ時間がかかるか、どのぐらいまで進むのかを決定するのには、多くの要素があります。
ふるい分けをした後、残っているすべての素数候補である数に対して、素数であるかどうか判定する必要があります。
*参加方法 [#q5de7fe4]
**すでにBOINCをインストールしてWCGなどに参加されている方 [#a4ebf1f1]
次の「2.セットアップ」以降を参照。[[Team 2chへの参加:http://www.primegrid.com/team_display.php?teamid=194]]も忘れずに。

**まだBOINC自体もインストールしていない方 [#g32002c5]
***1.BOINCクライアントを入手。 [#m1931a14]
BOINCクライアントをまだ入手してないなら[[ここ:http://boinc.berkeley.edu/download.php]]から落としてインストールします。
-[[インストールの画像付きの説明:http://boinc.oocp.org/guidej/install_guide.php#install]]
-[[純正BOINCインストールガイド]]
''既にWCG等に参加してBOINCをインストールしている場合は必要ありません。''
***2.セットアップ(すでにBOINCをインストールしている方はここから) [#q4d42c8d]
BOINCクライアントの「Add Project」(Advanced Viewなら「ツール」→「Attach to project」)からプロジェクト追加画面へ。初回起動なら自動的に追加画面が開きます。
URLは「http&#58;//www.primegrid.com/」。メールアドレスとパスを要求されるので入れる。パスはメモしておく。
-メールアドレスは他のプロジェクトと共通の物を使用します。

#ref(TANPAKU/Boinc_setup_addproject_1.png,nolink);
***3.サイトでアカウント情報を設定 [#rbbc287e]
入力が終わるとブラウザが開き名前と国・郵便番号を入れるページに行くので入力する。名前は「名前@[[板名>板名一覧]]」で。
デフォでユーザー名になってるので変える。
***4.Team 2chに参加する [#g46b8a4f]
名前を入れるとアカウント情報のページに行く。その状態で[[このTeam 2chのページ:http://www.primegrid.com/team_display.php?teamid=194]]へ行きJoin This Teamの所のJoinを押す。


**参加後、各種設定 [#x3cdbcec]
***プロジェクトの変更 [#i4f556ab]
PrimeGridで参加するプロジェクトを変更したい場合は[[PrimeGrid (プライムグリッド):http://www.primegrid.com/]]のサイトから[[ログイン:http://www.primegrid.com/home.php]]して「PrimeGrid の好みの設定(preferences)」から「[[PrimeGrid の好みの設定(preferences):http://www.primegrid.com/prefs.php?subset=project]]」を選択して変更する。
注:GPUのプロジェクトだけ解析したい場合は、「CPU を計算に使うか」のチェックを外すこと。(GPUのプロジェクトだけ選んでも、自動的にCPUのプロジェクトも選択されてしまう為)


チャレンジに参加する場合は、ここの設定を変更することになる。

***言語の変更 [#i6142ecc]
[[言語設定のページ:http://www.primegrid.com/language_select.php]]で「Japanese」を選択すると表示を日本語に出来ます。(([[Protein structural analysis room Japan:http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/6617/1179916990/]]翻訳))


***その他の変更 [#p8e489a3]
CPU使用率は[[クライアント側で指定する>BOINC_Manager#xf29d619]]か[[ここのEdit preferencesで設定す:http://www.primegrid.com/prefs.php?subset=global]]。

デフォルトでDo work while computer is in use?がnoになってる(PC使用時に解析しない)ので[[ここのEdit preferences:http://www.primegrid.com/prefs.php?subset=global]]でYesにする。noのままだとアイドル時にしか解析しない。
Managerのアクティビティで常時稼動にしてあるなら関係ない。

-''[[設定ページの解説>TANPAKU/Preferences]]'' (TANPAKUと同じ)

RIGHT:[[詳しいBOINC Managerの説明はこちら。>BOINC_Manager#w749d629]]

*成績やサーバー状態の確認 [#sbaea257]
成績や宿題の提出状況等は[[Your account:http://www.primegrid.com/home.php]]のタスクの項で確認できます。

ある一定以上の成績を収めるとプロジェクトごとにBadgesをもらうことが出来ます。
|>|色|CENTER:銅|CENTER:銀|CENTER:金|CENTER:アメジスト|CENTER:ルビー|CENTER:ターコイズ|CENTER:ジェイド|CENTER:サファイア|CENTER:エメラルド|h
|~|~|CENTER:ダブル銅|CENTER:ダブル銀|CENTER:ダブル金|CENTER:ダブルアメジスト|CENTER:ダブルルビー|CENTER:ダブルターコイズ|CENTER:ダブルジェイド|CENTER:ダブルサファイア|CENTER:ダブルエメラルド|h
|クレジット|LLR、Sieve、AP26|RIGHT:10,000|RIGHT:100,000|RIGHT:500,000|RIGHT:1,000,000|RIGHT:2,000,000|RIGHT:5,000,000|RIGHT:10,000,000|RIGHT:20,000,000|RIGHT:50,000,000|
|~|~|RIGHT:100,000,000|RIGHT:200,000,000|RIGHT:500,000,000|RIGHT:1,000,000,000|RIGHT:2,000,000,000|RIGHT:5,000,000,000|RIGHT:10,000,000,000|RIGHT:20,000,000,000|RIGHT:50,000,000,000|

王冠Badge(donor)は[[寄付(donate):http://www.primegrid.com/donations.php]]を行うともらえます。
[[PRPNet:http://www.primegrid.com/forum_thread.php?id=1215&nowrap=true#13329]]に参加してクレジットを稼ぐと、PSA(Project Staging Area)Badgeがもらえます。

Team 2ch内の[[ランキング:http://www.primegrid.com/team_members.php?teamid=194&sort_by=total_credit&offset=0]]
[[サーバー状態:http://www.primegrid.com/server_status.php]]
Database statusが宿題の状況。Ready to sendが配布の用意できてる宿題数。In progressが配布して進行中の宿題数。
*GPUを利用した解析 [#u736b54f]
CPUでの解析とは別に、GPUを利用した解析も行うことができます。
これにより、CPUだけの場合よりも多くの解析を行うことができ、GPUの性能によってはCPUよりも何倍も速く解析を行うことができます。
ただし、&color(red,){''GPUで解析すると、PCの動作が遅くなることがあると公式でアナウンスされています。''};(GPUの性能にもよる)
GPUを用いた解析を速くするポイントは、''Double PrecisionのFLOPSの高さ''です。これが高いほど計算精度が上がるため、計算時間が短くなります。

「Arithmetic Progression of Primes 27」が2016年8月に開始されました。GPUでは整数演算のみとのこと。
//「AP26 Search」はAP26が発見されたため休止となりました。
「Proth Prime Search Sieve」が2010年7月にGPUに対応しました。NVIDIA製(CUDA)、AMD(ATI)製(OpenCL)ともに解析できます。
//「Cullen/Woodall Prime Search (Sieve)」がGPUに対応しました。NVIDIA製(CUDA)のみ解析できます。
「Generalized Fermat Prime Search」が追加され、GPUではNVIDIA製、AMD(ATI)製ともにOpenCLで解析できます。宿題には短いもの(GFN-15)から非常に長いもの(GFN-22)まであります。


解析を行う場合は
+PrimeGridのサイトでの設定
+BOINCの設定
+GPUの設定

をする必要があります。
(Sieve)の場合、最初にSieve用のファイルをダウンロードするので、&color(red,){''設定し終わってもすぐに解析が始まるわけではありません''};。
PrimeGridと何回か通信した後でWUが降ってきます。降ってこない場合は設定を確認して下さい。
**PrimeGridのサイトでの設定 [#c801fb4a]
「あなたのアカウント」からログインし、「PrimeGrid の好みの設定(preferences)」から「Edit PrimeGrid preferences」を選ぶ。
「NVIDIA(ATI) GPU を計算に使うか」を「はい」にするとNVIDIA(ATI) GPUを利用するようになる。
PCの動作が遅くなるからイヤだという場合はBOINCの設定で回避策があります。(後述)
それでも使用したくない場合は、チェックを外す。

2016/9現在、
+Arithmetic Progression of Primes 27については CPU・OpenCL(NVIDIA/AMD)
+Proth Prime Search Sieveについては CPU・CUDA(NVIDIA)・OpenCL(AMD)
+Generalized Fermat Prime Searchについては CPU・OpenCL(NVIDIA/AMD)

を利用するかどうか、それぞれについて設定できるようになっています。
対応する部分にチェックを入れておいてください。
GPUのみで解析を行いたい(CPU向けはいらない)場合、CPUのところのチェックを外すと、CPU向けのWUは降ってこない状態になります。

**BOINCの設定 [#zc109bd7]
BOINCは最新のものを使用する。[[バージョンアップの方法>FAQ#ea993dcf]]
[[Download:http://boinc.berkeley.edu/download.php]] または [[推奨版一覧:http://boinc.berkeley.edu/download_all.php]] から自分のPCに合ったRecommended version(推奨版)をダウンロードする。

(Windowsの場合。他の場合もほぼ同じ?)
ツールバーの「アクティビティ」で「常時GPUを使う」または「プレファレンスに従ってGPUを使用」に設定しておく。

プレファレンスの設定方法は、ツールバーの「ツール」から「計算に関するプレファレンス」を選ぶ。
「プロセッサ使用設定」のタブで「コンピュータ利用中にGPUを使う」のチェックを入れると「常時GPUを使う」の設定と同じになる。
このチェックを外すと、アイドル時間が次の時間を(ryで設定した時間以上PCを放置したときにGPUでの解析を行う。
例えば1分に設定した場合、1分PCを放置するとGPUでの解析が始まる。(スクリーンセーバーの理屈と同じ)
1分未満も設定できる。

「常時GPUを使う」または「コンピュータ利用中にGPUを使う」のチェックを入れた場合、PCの動作が遅くなる場合があるので
これがイヤだという場合は
+「プレファレンスに従ってGPUを使用」に設定。
+「コンピュータ利用中にGPUを使う」のチェックを外す。
+アイドル時間が次の時間を(ryを設定する。

#aa{{
動作が遅くなったら上位のGPUをイヤッッホォォォオオォオウ!すれば 
幸せになるよ! 
            ∧∧ ∩ 
           ( ゜∀゜)/ 
          ⊂   ノ 
           (つ ノ 
            (ノ 

         ハ_ハ   
       ('(゚∀゚∩ なるよ! 
        ヽ  〈  
         ヽヽ_) 


}}

イヤッッホォォォオオォオウ!:略称「IYH!」PCパーツなどを衝動買いする事を示す。
**GPUの設定 [#k512bb7c]
***NVIDIAの場合 [#b8bc8b6b]
ドライバを最新のものにしておくだけで良いです。
[[http://www.nvidia.co.jp/Download/index.aspx?lang=jp:http://www.nvidia.co.jp/Download/index.aspx?lang=jp]]

***ATIの場合 [#k63602d1]
まず、OpenCL対応ドライバがインストールされている事が必要です。
対応していないドライバをお使いの方は、こちらよりインストールしてください。
[[http://developer.amd.com/tools-and-sdks/opencl-zone/amd-accelerated-parallel-processing-app-sdk/:http://developer.amd.com/tools-and-sdks/opencl-zone/amd-accelerated-parallel-processing-app-sdk/]]

良い機会だから最新ドライバに入れ替えてしまう方は
[[http://support.amd.com/ja-jp/download:http://support.amd.com/ja-jp/download]]
こちらよりダウンロードします。

OpenCLドライバがインストールされていないと解析できません。

%%''一部のGPU(Bonaire、Tonga(Antigua含む)、Hawaii(Grenada含む)、Fiji、Polaris、Vega)はCAL非対応のため、app_info.xmlを編集しなければ使用できません。[[こちらのスレッド>http://www.primegrid.com/forum_thread.php?id=6452]]を参考に、自分でapp_info.xmlを編集してください。''%%
2016年7月13日の修正をもってAMDのGPUはapp_info.xmlを編集しなくてもGPU計算が可能になりました。
*チャレンジ [#h7516abf]
''PrimeGridは定期的にチャレンジ(解析対象を一つに絞って、世界中でスコアを競い合うお祭り)が行われています。''
Team 2chは2015年のチーム成績で''世界6位''の成績を収めました。
チャレンジ一覧 [[http://www.primegrid.com/challenge/challenge.php:http://www.primegrid.com/challenge/]]
チーム成績   [[http://www.primegrid.com/challenge/challenge.php#team:http://www.primegrid.com/challenge/challenge.php#team]]
2015年最終結果(総合6位) [[http://www.primegrid.com/challenge/2015_challenge.php:http://www.primegrid.com/challenge/2015_challenge.php]]
2014年最終結果(総合4位) [[http://www.primegrid.com/challenge/2014_challenge.php:http://www.primegrid.com/challenge/2014_challenge.php]]
2013年最終結果(総合5位) [[http://www.primegrid.com/challenge/2013_challenge.php:http://www.primegrid.com/challenge/2013_challenge.php]]
2012年最終結果(総合4位) [[http://www.primegrid.com/challenge/2012_challenge.php:http://www.primegrid.com/challenge/2012_challenge.php]]
2011年最終結果(総合5位) [[http://www.primegrid.com/challenge/2011_challenge.php:http://www.primegrid.com/challenge/2011_challenge.php]]
2010年最終結果(総合4位) [[http://www.primegrid.com/challenge/2010_challenge.php:http://www.primegrid.com/challenge/2010_challenge.php]]
2009年最終結果(総合5位) [[http://www.primegrid.com/challenge/2009_challenge.php:http://www.primegrid.com/challenge/2009_challenge.php]]
2008年最終結果(総合57位) [[http://www.primegrid.com/challenge/2008_challenge.php:http://www.primegrid.com/challenge/2008_challenge.php]]

''前回のチャレンジ成績''
[[「Isaac Newton's Birthday Challenge」:http://www.primegrid.com/forum_thread.php?id=7183&nowrap=true#102795]](03 Jan 18:00:00 UTC &#8211; 13 Jan 18:00:00 UTC
日本時間で言うと 2017年1月4日 03:00:00 から 1月14日 03:00:00 までの''10日間''
対象は「Generalized Cullen/Woodall Sieve」(GCW-Sieve)
結果は13位でした。上位チームは以下の通り。
|順位|チーム|スコア|獲得ポイント|h
|>|>|>|CENTER:Isaac Newton's Birthday Challenge|
|1|Aggie The Pew|124844788.52|3,250.00|
|1|Aggie The Pew|124843695.71|3,250.00|
|2|SETI.Germany|117223695.24|3,033.30|
|3|Czech National Team|110134070.67|2,816.70|
|4|Crunching@EVGA|67739877.59|2,654.20|
|5|Sicituradastra.|63952189.05|2,491.70|
|6|Gridcoin|63024022.97|2,329.20|
|7|[H]ard&#x7c;OCP|39278371.12|2,220.80|
|8|Rechenkraft.net|26477124.22|2,112.50|
|9|BOINC@Poland|20386134.92|2,004.20|
|10|AMD Users|18803940.97|1,950.00|
|11|TeAm AnandTech|18535978.57|1,895.80|
|12|Christians|16089493.15|1,841.70|
|13|Team 2ch|13000665.07|1,809.20|
|14|BOINCstats|12030159.76|1,776.70|
**今度のチャレンジ [#f26e6d13]
「Year of the Fire Rooster Challenge」(10 Mar 12:00:00 UTC &#8211; 25 Mar 12:00:00 UTC
日本時間で言うと 2017年3月10日 21:00:00 から 3月25日 21:00:00 までの''15日間''
対象は「Seventeen or Bust LLR」(SOB)
//''夜中に始まって、夜中に終わります!''
&color(red,){''いつもとは開始/終了時刻が異なりますので注意。''};
//CPU/GPUともに参加可能です。
CPUのみ参加可能です。
&color(red,){''CPUに高負荷のかかるチャレンジです。''};しっかり[[熱対策]]しておかないと&color(red,){''PCが壊れるなどの事故が発生するかもしれません。''};
Haswell以降のCPUの場合、LLRアプリがFMA3命令を利用するようになり高速化しましたが、発熱もより高くなっていますのでご注意下さい。
ハイパースレッディングを利用すると所要時間が利用しない場合の倍以上になる可能性があるため、''ハイパースレッディングを切る事を強く推奨します。''それが出来ない場合はCPU使用率を50%に設定することをおすすめします。
//''Sieveでは、ハイパースレッディングを利用してなるべく多くの論理コア数で宿題をやることが推奨されています。''
//''GFNでのNVIDIA GPUのオーバークロックは、(出荷時の仕様であっても)行わないことを非常に強く推奨します。
//エラーが発生する場合は、まずメモリクロックをリファレンスの定格より少し低い程度まで下げ、改善がない場合はコアクロックを定格まで下げることが推奨されています。''
チャレンジに参加しない人も、PCを長持ちさせる意味で[[熱対策]]しておくことをオススメします。

チャレンジ日程
http://www.primegrid.com/challenge/challenge.php

//GPUに関しては以下参照
//1.このページ内の”GPUを利用した解析”をご覧下さい。
//2.[[GPU>http://team2ch.info/GPU/]])
**参加方法 [#p1306076]
[[Your account:http://www.primegrid.com/home.php]]からログインして
「[[PrimeGrid の好みの設定(preferences):http://www.primegrid.com/prefs.php?subset=project]]」から「Edit PrimeGrid preferences」を選ぶ。
プロジェクトの一覧(Applications)の中で解析対象&color(red,){''だけ''};にチェックを入れる。
一番下の「Send work from any subproject if selected projects have no work」のチェックは外しておく。

あとはチャレンジ期間中に配布された宿題(WU)を解析・提出すればよい。
''スコアの対象となるのは、チャレンジ期間中に配布された宿題、かつ、期間内に解析し提出を終え有効と判定された宿題のみ。''
フライングして取得・解析を始めても意味が無い。

高得点を狙いたい人は、チャレンジ開始と同時にPrimeGridに宿題を要求する。
(BOINC ManagerのAdvanced Viewからプロジェクトのタブを選び、PrimeGridを選んで更新を押す)
WCGなど、他のプロジェクトは一時停止させておくとPrimeGridに専念できる。
#ref(WorldCommunityGrid/sousa_1.png,nolink);
**チャレンジ対策 [#j6e08a19]
「きっちりチャレンジ開始時刻から始めたいけど、起きてられないよ…」「刺身の上にタンポポをのせる仕事に行っててPCの前にいられないお…」という人は
Windowsのタスクを利用して、チャレンジ開始と同時にPrimeGridを開始させる方法があります。
ただし、
+''チャレンジが始まるまでにPrimeGridのタスクをすべて片付けておく。''片付きそうにない場合は中止させる。新たに降ってこないようタスクの取得禁止にしてから、片付けるか中止させる。チャレンジが始まれば自動で取得する設定に変わるので、タスクの取得禁止にしたままでよい。
+''PCの電源は入れっぱなしにしておく。''
+''PCの時計を正しい時刻に合わせておく。''

***解析対象を選択しておく [#n701cdcc]
まず、[[PrimeGrid (プライムグリッド):http://www.primegrid.com/]]のサイトからログインして「[[PrimeGrid の好みの設定(preferences):http://www.primegrid.com/prefs.php?subset=project]]」から「Edit PrimeGrid preferences」を選ぶ。
チャレンジの対象となるプロジェクトのみ選択し、一番下の「Send work from any subproject if selected projects have no work」のチェックは外しておく。

***PCの時刻の合わせ方 [#o0ac9646]

''(Windows XPの場合)''
+Windowsのタスクバーに表示されている時刻をダブルクリック
+インターネット時刻のタブを選択
+「今すぐ更新」を押す。サーバーは[[使用しているプロバイダのサーバー:http://wiki.nothing.sh/page/NTP/%A5%D7%A5%ED%A5%D0%A5%A4%A5%C0%A1%A6%B5%A1%B4%D8%CA%CC]]がベストだが、見当たらなければ国内の[[公開サーバー:http://wiki.nothing.sh/page/NTP/%BF%E4%BE%A9%B8%F8%B3%AB%A5%B5%A1%BC%A5%D0]]でいい。

''(Windows Vista,7の場合)''
+Windowsのタスクバーに表示されている時刻をクリック
+日付と時刻の設定の変更をクリック
+インターネット時刻のタブ→設定の変更をクリック
+「今すぐ更新」を押す。サーバーは[[使用しているプロバイダのサーバー:http://wiki.nothing.sh/page/NTP/%A5%D7%A5%ED%A5%D0%A5%A4%A5%C0%A1%A6%B5%A1%B4%D8%CA%CC]]がベストだが、見当たらなければ国内の[[公開サーバー:http://wiki.nothing.sh/page/NTP/%BF%E4%BE%A9%B8%F8%B3%AB%A5%B5%A1%BC%A5%D0]]でいい。

***実際に真夜中に起動させるための準備 [#e09caf88]
自分のPCからPrimeGridを自動で起動させる準備をします。

''バッチファイルの作成 (Windows XP/7 共通)''
以下の例は、WCGを止めてPrimeGridを開始させる内容です。他のプロジェクトを止める場合は、適宜読み替えてください。
PrimeGridだけしか参加していない人は
  SET URL_WCG=http://www.worldcommunitygrid.org/
  call &#x3a;do_boinc %URL_WCG% suspend
  call &#x3a;do_boinc %URL_WCG% update
の3行を削ってください。

まず、以下の内容をコピーして、テキストエディタなどで「primegrid-on.bat」というような名前で保存。
保存場所は適当にBOINCフォルダあたりに突っ込んでおく。
保存するときに「primegrid-on.bat.txt」という名前で保存されることがあるので、
 WindowsXPの場合はフォルダのメニューバーから「ツール」を選んで「フォルダオプション」
 Windows7の場合は「コントロールパネル」から「フォルダーオプション」
そこから「表示」タブを選び「登録されている拡張子は表示しない」のチェックを外す。「primegrid-on.bat.txt」になっていたら「primegrid-on.bat」に変更する。(「拡張子を変更すると…」という警告が出るが無視してよい)
#aa{{
@echo off 
SET URL_WCG=http://www.worldcommunitygrid.org/ 
SET URL_PRIME=http://www.primegrid.com/

REM boinccmdコマンド一覧 
REM 再開 | 一時停止 | 更新 | 取得開始 | 取得禁止 
REM resume | suspend | update | allowmorework | nomorework 

call :do_boinc %URL_WCG% suspend 

call :do_boinc %URL_WCG% update 

call :do_boinc %URL_PRIME% resume 

call :do_boinc %URL_PRIME% allowmorework 

call :do_boinc %URL_PRIME% update 

exit /b 0 

REM boinccmd発行 
:do_boinc 
"%ProgramFiles%\BOINC\boinccmd" --project %1 %2
goto :eof 
}}
BOINCのインストールフォルダを変更している場合は、"%ProgramFiles%\BOINC\boinccmd"の部分を自分の環境に合わせて変更しておく。
正常に作成できたかどうかテストしてみたい人は
+PrimeGridを一時停止させ、さらにタスクの取得禁止にする。
+出来上がった「primegrid-on.bat」をダブルクリックして実行してみる。
+PrimeGridが再開し、新たにタスクを取得するように変わっていればOK。逆に、WCGの方は一時停止になってるはず。

これでバッチファイルの作成は完了。これをチャレンジ開始の時間になったら起動するように設定します。

''(Windows XPの場合)''
+「スタート」の「コントロールパネル」から「タスク」を選ぶ。
+「スケジュールされたタスクの追加」を選び、「次へ」
+「参照」から、先ほど保存した「primegrid-on.bat」を選ぶ。
+「1回だけ実行」で開始日時・時刻を設定する。(もちろん日本時間で)
+ユーザー名の下のパスワードは入力せずに次へ
+「完了をクリックしたときに…」にチェックを入れて、完了を押す
+ここで警告が出るがキニシナイ
+「ログオンしている場合にのみ実行する」と、その下の「実行する」にチェックを入れてOKを押す

''(Windows 7の場合)''
+「スタート」の「コントロールパネル」から「管理ツール」を選ぶ。
+「タスク スケジューラ」を開く
+ウィンドウ右側の方に「操作」「タスク スケジューラ」という項目があるので、そこから「タスクの作成」を選ぶ
+タスクの名前を適当につけておく(PrimeGridチャレンジ用など)
+「トリガー」タブを選び「新規」、チャレンジ開始日時・時刻を設定する(もちろん日本時間で)
+設定で「1回」、詳細設定で「有効」にチェックが入っていることを確認して「OK」を押す
+「操作」のタブを選び「新規」、「参照」から、先ほど保存した「primegrid-on.bat」を選ぶ
+「OK」を押して操作のダイアログを閉じる
+もう一回「OK」を押してタスクの作成も閉じる

あとはチャレンジが始まる前にPCの電源を入れっぱなしにしておけば、自動で開始されます。
おやすみなさい。Good Night…

**チャレンジ終了後 [#z55a49b6]
チャレンジ期間中に宿題が終わらなかった場合ですが、そのまま続ける気が無ければ、BOINCマネージャーから「中止」してください。
※中止は、PrimeGridを「タスクの取得禁止」した後に行います。
中止した場合にはすぐに他の人にその宿題が再配布されますが、宿題を残したままでプロジェクトの離脱などを行うと、
期限切れまでその宿題は誰にも実行されなくなってしまいます。
また、大量に宿題を余らせないよう、宿題のキャッシュを絞ったり、進行状態を計算してチャレンジ終了前に宿題の取得を禁止したりしましょう。

***チャレンジ終了前に、自動で新しいタスクの取得禁止と報告をする(Windowsの場合) [#o026e45d]
先ほどのバッチファイルを使うやり方で、取得禁止と解析が終わった宿題の報告ができる。
解析が終わっていても、報告しないとスコアとして認められない(らしい)。

以下の内容をコピーして、テキストエディタなどで「primegrid-end.bat」というような名前で保存。
PrimeGridの新しいタスクの取得禁止・報告と、WCGの解析再開をするものだが、WCGを再開しない場合は call &#x3a;do_boinc %URL_WCG% resume の行を削る。
PrimeGridで終っていない宿題の解析は続く。解析を一時停止させておく場合は call &#x3a;do_boinc %URL_PG% update の下に call &#x3a;do_boinc %URL_PG% suspend(解析を止めて宿題も捨てたい場合は call &#x3a;do_boinc %URL_PG% detach) を追加する。
#aa{{
@echo off
SET URL_WCG=http://www.worldcommunitygrid.org/
SET URL_PG=http://www.primegrid.com/
call :do_boinc %URL_WCG% resume
call :do_boinc %URL_PG% nomorework
call :do_boinc %URL_PG% update

exit /b 0

:do_boinc
"%ProgramFiles%\BOINC\boinccmd" --project %1 %2
goto :eof
}}

これをチャレンジ終了前に起動するように設定する。終了直前はサーバーが混み合うこともあるので、終了1~2分前に起動するように設定するといいかもしれない。

**これまでの素数発見状況 [#a29350da]
 Team 2ch
|日付|素数発見個数|全解析個数|発見率(%)|h
|2010/12/16|300|1,675,461|0.0179|
|2011/03/03|375|2,017,663|0.0186|
|2011/06/05|421|2,454,448|0.0172|

その他のチームの発見個数はこちら[[http://www17.atpages.jp/boinc/PG_primes_list.html:http://www17.atpages.jp/boinc/PG_primes_list.html]](リンク切れ)
**これまでのチャレンジの成績 [#j3abf64e]
|2017年 チャレンジ名|日付(UTC:日本時間では+9時間)|期間|解析対象|クレジット|順位|獲得ポイント|h
|||||RIGHT:|RIGHT:|RIGHT:|c
|Isaac Newton's Birthday Challenge|2017/01/03 00:00-2017/01/18 18:00 |10 days|GCW-Sieve|13000665.07|13|1,809.20|
|Year of the Fire Rooster Challenge|2017/03/10 12:00-2017/03/25 12:00 |15 days|SoB-LLR||||
|Mathematics Awareness Month Challenge|2017/04/07 12:00-2017/04/22 12:00 |15 days|PSP-LLR||||
|PrimeGrid's Birthday Challenge|2017/06/12 00:00-2017/06/13 00:00 |1 day|SGS-LLR||||
|Solar Eclipse Challenge|2017/08/20 18:00-2017/08/23 18:00 |3 days|GCW-LLR||||
|Number Theory Week Challenge|2017/09/03 18:00-2017/09/08 18:00 |5 days|321-LLR||||
|Diwali/Deepavali Challenge|2017/10/18 00:00-2017/10/23 00:00 |5 days|TRP-LLR||||
|Pierre de Fermat's Birthday Challenge|2017/11/17 12:00-2017/11/20 12:00|3 days|GFN-15,&br;GFN-16,&br;GFN-17-Low||||
|Winter Solstice Challenge|2017/12/21 16:28-2017/12/24 16:28|3 days|PPS-Sieve||||
|>|>|>|>|2017年 総合成績||1,809.20|

|2016年 チャレンジ名|日付(UTC:日本時間では+9時間)|期間|解析対象|クレジット|順位|獲得ポイント|h
|||||RIGHT:|RIGHT:|RIGHT:|c
|Makar Sankranti Challenge|2016/01/07 18:00-2016/01/15 18:00|8 days|GFN-17 MEGA,&br;GFN-18~GFN-22|17280973.41|8|770.00|
|From Pi to Paddy Challenge|2016/03/14 03:14:15-2016/03/17 03:14:15|3 days|SR5-LLR|1249730.37|8|481.30|
|Cullen Birthday Challenge|2016/04/19 18:00-2016/04/28 18:00|9 days|WOO-LLR, CUL-LLR|2312387.66|12|765.00|
|Summer Solstice Challenge|2016/06/20 22:34-2016/06/25 22:34|5 days|PPS-Mega|1968744.43|10|540.00|
|Summer Olympics Challenge|2016/08/02 21:00-2016/08/05 21:00|3 days|TRP-Sieve|1895600.48|13|412.50|
|Summer Paralympics Challenge|2016/09/02 18:00-2016/09/07 18:00|5 days|ESP-LLR|1573910.63|10|540.00|
|World Space Week Kickoff Challenge|2016/10/03 18:00-2016/10/04 18:00|1 days|SGS-LLR|225910.57|18|280.00|
|Wallis is Born Challenge|2016/11/18 18:00-2016/11/23 18:00|5 days|AP27|10164102.00|9|555.00|
|Winter Solstice Challenge|2016/12/18 10:44-2016/12/21 10:44|3 days|PPS-Sieve|46550139.00|7|500.00|
|>|>|>|>|2016年 総合成績||4843.80|

|2015年 チャレンジ名|日付(UTC:日本時間では+9時間)|期間|解析対象|クレジット|順位|獲得ポイント|h
|||||RIGHT:|RIGHT:|RIGHT:|c
|Year of the Sheep Challenge|2015/01/03 18:00-2015/01/11 18:00|8 days|SoB LLR&br;PSP LLR&br;ESP LLR|4728243.40|8|770.00|
|Solar Eclipse Challenge|2015/03/15 07:41-2015/03/20 07:41|5 days|SR5 LLR|2820512.91|6|622.50|
|World Expo Challenge|2015/04/23 18:00-2015/05/01 18:00|8 days|GFN WR&br;GFN Short|13713835.39|10|720.00|
|PrimeGrid Birthday Challenge|2015/06/12 18:00-2015/06/15 18:00|3 days|SoB/PSP/ESP Sieve|3419783.25|9|462.50|
|Perseid Shower Challenge|2015/08/10 18:00-2014/08/12 18:00|2 days|TRP Sieve|1100981.29|10|414.50|
|Reign Record Challenge|2015/09/10 18:00-2014/09/15 18:00|5 days|CUL LLR|1371847.62|7|600.00|
|World Animal Day Challenge|2015/10/04 18:00-2015/10/07 18:00|3 days|TRP LLR|1952881.04|7|600.00|
|Leonids Shower Challenge|2015/11/12 18:00-2015/11/17 18:00|5 days|SGS LLR|813357.64|8|481.25|
|Winter Solstice Challenge|2015/12/19 04:48-2015/12/22 04:48|3 days|PPS Sieve|31596383.00|7|500.00|
|>|>|>|>|2015年 総合成績|6|5170.75|

|2014年 チャレンジ名|日付(UTC:日本時間では+9時間)|期間|解析対象|クレジット|順位|獲得ポイント|h
|||||RIGHT:|RIGHT:|RIGHT:|c
|Year of the Horse - Stallion Edition Challenge&br;Year of the Horse - Pony Express Challenge|2014/01/03 18:00-2014/01/18 18:00|15 days|GFN WR&br;GFN Short|68570532.51&br;33150974.12|2&br;4|2880.00&br;1780.00|
|Double Top Secret Mystery Challenge|2014/03/01 18:00-2014/03/16 18:00|15 days|PSP LLR|14707290.25|4|1780.00|
|Shakespeare's Birthday Challenge|2014/04/20 16:16-2014/04/23 16:16|3 days|PPS LLR|2525134.61|5|537.50|
|Race to the New Moon Challenge|2014/05/20 19:43-2014/05/28 19:43|8 days|CUL LLR|5203690.15|6|830.00|
|Sovereign Challenge|2014/06/25 18:00-2014/06/28 18:00|3 days|SR5 LLR|1346302.41|8|481.25|
|Perseid Shower Challenge|2014/08/12 18:00-2014/08/14 18:00|2 days|TRP Sieve|1911819.65|9|426.00|
|World Animal Day Challenge|2014/10/14 18:00-2014/10/19 18:00|5 days|TRP LLR|2513647.55|7|600.00|
|Leonids Challenge|2014/11/19 18:00-2014/11/24 18:00|5 days|321 LLR|2727017.65|7|600.00|
|Saint Nicholas' Challenge|2014/12/05 00:00-2014/12/06 00:00|1 days|SGS LLR|438729.21|7|400.00|
|Winter Solstice Challenge|2014/12/18 23:03-2014/12/21 23:03|3 days|PPS Sieve|65417626.00|4|556.25|
|>|>|>|>|2014年 総合成績|4|10871.00|

|2013年 チャレンジ名|日付(UTC:日本時間では+9時間)|期間|解析対象|クレジット|順位|獲得ポイント|h
|||||RIGHT:|RIGHT:|RIGHT:|c
|Year of the Snake|2013/01/04 18:00-2013/01/17 18:00|13 days|GFN Short|34019708.54|4|1223.75|
|Valentine's Day|2013/02/14 18:00|24 hours|SGS LLR|1225642.44|6|415.00|
|Equinox|2013/03/17 11:02-2013/03/22 11:02|5 days|PPS LLR|13283755.90|4|667.50|
|Low Country Festivities|2013/04/29 18:00-2013/05/06 18:00|8 days|Woo LLR|4880952.55|4|890.00|
|Father's Day|2013/06/14 18:00-2013/06/17 18:00|3 days|SR5 LLR|3390319.37|6|518.75|
|Perseid Shower|2013/08/12 18:00-2013/08/14 18:00|2 days|TRP Sieve|3541567.72|6|480.00|
|World Animal Day|2013/10/04 18:00|24 hours|TRP LLR|3556167.59|9|555.00|
|Leonids|2013/11/14 18:00-2013/11/19 18:00|5 days|321 LLR|5266304.03|5|645.00|
|Winter Solstice|2013/12/18 17:11-2013/12/21 18:00|3 days|PPS Sieve|68920095.00|4|556.25|
|>|>|>|>|2013年 総合成績|5|5951.25|

|2012年 チャレンジ名|日付(UTC:日本時間では+9時間)|期間|解析対象|クレジット|順位|獲得ポイント|h
|||||RIGHT:|RIGHT:|RIGHT:|c
|Year of the Dragon|2012/01/23 18:00-2012/01/28 18:00|5 days|PPS LLR|6466598.49|5|645.00|
|Leap Day&br;(トラブル多発のため参考記録)|2012/02/29 18:00|24 hours|CW Sieve|6268636.00|3|%%460.00%%|
|Marie-Sophie Germain|2012/04/01 18:00-2012/04/03 18:00|2 days|SGS LLR|719983.72|5|498.00|
|Cinco de Mayo|2012/05/05 18:00-2012/05/10 18:00|5 days|TRP LLR|9026135.20|6|622.50|
|Alan Turing Year|2012/06/20 23:09-2012/06/23 23:09|3 days|GFN|4501257.97|4|556.25|
|Olympics|2012/08/03 18:00-2012/08/05 18:00|2 days|TRP Sieve|1421791.55|3|534.00|
|An Apple a Day|2012/10/05 18:00|24 hours|PPS LLR|1034477.29|6|415.00|
|321 Blast Off|2012/11/01 18:00-2012/11/09 18:00|8 days|321 LLR|100686117.85|3|920.00|
|Winter Solstice|2012/12/18 11:11-2010/12/21 11:11|3 Days|PPS Sieve|54593345.00|4|556.25|
|>|>|>|>|2012年 総合成績|4|4747.00|

|2011年 チャレンジ名|日付(UTC:日本時間では+9時間)|期間|解析対象|クレジット|順位|獲得ポイント|h
|||||RIGHT:|RIGHT:|RIGHT:|c
|Year of the Rabbit|2011/02/03 18:00-2011/02/06 18:00|3 days|PPS LLR|1087020.59|6|218.75|
|World Maths Day|2011/03/01 18:00|24 hours|TRP Sieve|420034.10|7|165.00|
|Marie-Sophie Germain|2011/04/01 18:00-2011/04/03 18:00|2 days|SGS LLR|485828.18|6|218.75|
|Cinco de Mayo|2011/05/05 18:00-2011/05/13 18:00|8 days|TRP LLR|10850036.94|5|277.50|
|PrimeGrid's Birthday/Summer Solstice|2011/06/21 17:16|24 hours|CW Sieve|5786788.98|4|200.00|
|Dog Days of Summer|2011/08/26 18:00-2011/08/28 18:00|2 days|PPS LLR|695538.87|5|231.25|
|Equinox|2011/09/23 18:00-2011/10/06 18:00|13 Days|WOO LLR|44185728.12|5|370.00|
|Leonids|2011/11/18 18:00-2011/11/23 18:00|5 days|321 LLR|31769523.69|4|300.00|
|Winter Solstice|2011/12/19 05:30-2010/12/22 05:30|3 Days|PPS Sieve|40273337.00|4|250.00|
|>|>|>|>|2011年 総合成績|5|2231.25|

|2010年 チャレンジ名|日付(UTC:日本時間では+9時間)|期間|解析対象|クレジット|順位|獲得ポイント|h
|||||RIGHT:|RIGHT:|RIGHT:|c
|Year of the Tiger|2010/02/14 18:00-2010/02/17 18:00|3 days|PPS LLR|1015168.02|5|231.25|
|Ides Of March|2010/03/15 18:00|24 hours|PSP Sieve|275852.11|13|114.00|
|Earth Day|2010/04/22 18:00-2010/04/30 18:00|8 days|321 LLR|29369637.80|6|262.50|
|PrimeGrid's Birthday/Summer Solstice|2010/06/16 11:28-2010/06/21 11:28|5 days|TRP Sieve|2605120.00|7|247.50|
|Full Moon|2010/07/25 18:00|24 hours|PPSE LLR|158958.44|6|175.00|
|Dog Days of Summer|2010/08/20 18:00-2010/08/22 18:00|2 days|321 Sieve|779735.47|9|181.25|
|Calendula|2010/09/24 18:00-2010/10/07 18:00|13 Days|PSP LLR|28185074.57|5|370.00|
|Leonids|2010/11/17 18:00|24 hours|SGS LLR|250087.27|7|165.00|
|Winter Solstice|2010/12/18 18:00-2010/12/21 23:38|3d5h38m|PPSE Sieve|37851869.00|4|250.00|
|>|>|>|>|2010年 総合成績|4|1996.50|
|>|>|>|>|>|>|※PrimeGrid's Birthday/Summer Solsticeは当初、解析対象がAP26であったが4月に発見されたため変更となった。|

|2009年 チャレンジ名|日付|期間|解析対象|クレジット|順位|獲得ポイント|h
|||||RIGHT:|RIGHT:|RIGHT:|c
|Year of the Ox|2009/01/26-2009/01/31|5 days|321 LLR|2228536.69|9|44.0|
|Ides Of March|2009/03/15|24 hours|PPS LLR|68095.25|10|21|
|Showers to Flowers|2009/04/29-2009/05/01|48 hours|PSP Sieve|141469.59|17|21.0|
|PrimeGrid's Birthday/Summer Solstice|2009/06/12-2009/06/21|9 days|PSP LLR|5904009.21|5|75.0|
|New Moon|2009/07/21|24 hours|AP26|84967.23|12|19|
|Dog Days of Summer|2009/08/18-2009/08/23|5 days|Woodall LLR|3610340.83|4|80.0|
|Harvest Festival|2009/10/02-2009/10/03|48 hours|PPS LLR|341443.74|3|90.0|
|Giving Thanks|2009/11/13|24 hours|PSP Sieve|281674.77|5|30|
|Winter Solstice|2009/12/18-2009/12/21|3 days|AP 26|1313558.87|7|36.0|
|>|>|>|>|2009年 総合成績|5|416.0|

|2008年 チャレンジ名|日付|期間|解析対象|クレジット|順位|獲得ポイント|h
|||||RIGHT:|RIGHT:|RIGHT:|c
|The Ides Of March|2008/03/15|24 hours|PSP Sieve|1780.01|29|2|
|The Drive for Five|2008/05/15-2008/05/31|17 days|321 LLR|169101.96|33|2|
|PrimeGrid's Birthday (12 June 2005)|2008/06/12|24 hours|TPS LLR|1292.51|25|6|
|Lunar Landing|2008/07/18-2008/07/20|3 days|PSP Sieve|4160.67|50|0|
|Dog Days of Summer|2008/08/22-2008/08/24|3 days|321 LLR|28585.47|47|0|
|Back to the Future|2008/09/13-2008/09/27|14 days|Woodall LLR|94409.71|46|0|
|Prime Time (取消)|2008/11/14-2008/11/16|48 hours|PPS LLR|64.29(非公式)|58|-|
|Prime Time (仕切り直し)|2008/11/28-2008/11/30|48 hours|PPS LLR|5428.13|48|0|
|(取消)|2008/12|24 hours|(未定)|-|-|-|
|Winter Solstice|2008/12/17-2008/12/21|4 days|PSP Sieve|12422.13|57|0|
|>|>|>|>|2008年 総合成績|57|10.0|

&aname(findprime);
*自分が素数を発見したとき [#oaefe7c7]
[[The Prime Pages:http://primes.utm.edu/]]のトップリストに載るような素数を発見したときには、登録している電子メールアドレスに連絡が来ます。
迷惑メールとして扱われないよう、ホワイトリストへ primegrid.com ドメインを設定しておきましょう。
連絡がつかない場合は、それが素数であることを確認した別の人(double-checker)に発見者の権利が移ります。
**素数報告の代行許可 [#wdba07d9]
[[PrimeGrid の好みの設定(preferences):http://www.primegrid.com/prefs.php?subset=project]]より、'Reporting primes to the Prime Pages' の項目の 'Permission is given to PrimeGrid to report primes under my name'のチェックボックスを選択して、'Report primes as (name and last name)' (登録時に使う発見者名)もきちんと入力します。
こうしておけばPrimeGrid側で代わりにThe Prime Pagesへの登録作業を行ってくれて、あなたには事後報告のメールが来ます。

チェックをしないと電子メールにて登録の確認の連絡が来ます。

「自分の情報で発見者として登録するのは面倒」であれば上のように設定し、PrimeGridに代行して貰うようにしましょう。
「名無しのままでいたい」等の場合は[[PrimeGrid の好みの設定(preferences):http://www.primegrid.com/prefs.php?subset=project]]で 'Reporting primes to the Prime Pages' の項目の 'Permission is given to PrimeGrid to report primes under my name' のチェックボックスを非選択にしましょう。
その後巨大な素数を見つけてしまっても、PrimeGridからのメールを無視さえすれば、他人に権利がうつりますので、面倒なことに巻き込まれずに済むかもしれません。
※そもそもLLRのプロジェクトを選択しない、という手もあります:P
メールを放置すると下記のような経過をたどります。

&aname(incase);
**Team 2chでの実例 [#hae9aec6]
2009年7月25日に「Cullen Prime Search」によって、6679881&middot;2^6679881+1という素数(2,010,852桁)が発見された。
これは発見時点において、
+最大のカレン素数であった
+PrimeGridの中でも最大の素数であった
+LLRを利用して発見された最大の100万桁超の素数であった
+素数全体の中でも15番目に大きい素数であった

という記録的なものだった。

しかし、発見者(Team 2chメンバー)と連絡が取れなかったため、この素数を発見したという名誉は素数であることを確認したスウェーデン人のものとなった。
[[公式アナウンス:http://www.primegrid.com/download/Cullen6679881.pdf]] (PDF:英文) 日本語訳は下に掲載した
[[6679881&middot;2^6679881+1を実際に2,010,852桁の数字で表したもの:http://www.primegrid.com/download/cn6679881.pdf]] (PDF)

2011年2月21日に3*2^7033641+1(2,117,338桁)が発見されるまで、6679881&middot;2^6679881+1 がPrimeGrid内で発見された最大の素数であった。

***6679881&middot;2^6679881+1が発見された際の公式アナウンス 日本語訳 [#f6e26ded]
PrimeGridの管理者に「PrimeGridのコンテンツは日本語に訳しちゃっても問題ないっすかね?」と聞いたら「問題ないぜ!自由に使ってくれ!オレたちはオープンだぜ!」との返事だったので訳してみた。細かいところで誤訳してる部分があるかもしれないが、許してくだしあ。

[[公式アナウンス:http://www.primegrid.com/download/Cullen6679881.pdf]] (PDF:英文)

>PrimeGrid's Cullen Prime Search (PrimeGrid のカレン素数探索)
 
2009年7月25日 1:11:48(日本時間 同日 10:11:48)に PrimeGrid の Cullen Prime Searchで世界記録となる100万桁超のカレン素数が発見されました。
 
6679881*2^6679881+1
 
この素数は、PrimeGridにおいて現在までの中で最大の素数です。2,010,852桁の長さがあり、Chris Caldwellの "The Largest Known Primes Database"
(http://primes.utm.edu/primes )(大きい素数のデータベース)において全体で15番目に入ります。発見されているカレン素数の中では最大の数であり、またLLRを利用して発見された最大の100万桁超の素数です。
 
これは、日本人のある名無しさんが Windows XP Professional で Intel Xeon L5420 @ 2.50GHz のCPUと 6 GB のメモリを使用して発見されました。このコンピュータで、素数の判定に約71時間58分かかりました。
 
これが素数であると確認されたのは2009年8月1日 12:48:56(日本時間 同日 21:48:56)のことです。スウェーデンの Magnus Bergman が Windows XP Professional でIntel Core2 Duo E6750 @ 2.66GHz のCPUと 3 GB のメモリを使用して確認されました。このコンピュータで、素数の判定に約33時間51分かかりました。
この二重チェックにより、Magnus が発見者として素数の歴史に名を刻むことになりました。最初の発見者からは返事が無かったんだもん。
 
発見の名誉は、次の方々に与えられます。
1. Magnus Bergman (スウェーデン) 発見者
2. PrimeGrid 他
3. MultiSieve (Mark Rodenkirch によって開発された素数候補抽出プログラム)
4. GCWsieve (Geoff Reynolds によって開発された素数候補抽出プログラム)
5. LLR (Jean Penne によって開発された素数判定プログラム)
 
"The Largest Know Primes Database"への収録は、ここで確認できます。
http://primes.utm.edu/primes/page.php?id=89536
 
これはカレン素数としては16番目に発見されたものであり、PrimeGridでは2つ目です。カレン数は、1905年にReverend Jamesによって最初に研究が行われました。カレン素数は Cn = n*2^n+1 という形になっています。Cnが素数となるのは n = 1, 141, 4713, 5795, 6611, 18496,32292, 32469, 59656, 90825, 262419, 361275, 481899, 1354828, 6328548, 6679881 のときです。
 
1台のPCでこの素数を見つけるには何年もかかるでしょう。だから、何千人ものボランティアがCPUサイクルを割いてくれなければこの発見は成し得なかったことでしょう。この探索にアドバイスをくれた方、コンピュータの力を分けてくださった方、特にこのような発見を可能にし、影で支えてくださったすべてのsieve(ふるい分け=素数候補抽出)の参加者に特別に感謝の意を表したいと思います。
 
PrimeGrid の Cullen Prime Search は、より大きな素数を見つけるためにまだまだ続きます。
参加希望者はこちらまで。 PrimeGrid: http://www.primegrid.com
 
PrimeGridについて
PrimeGrid は Rytis Slatkevicius によって開発された、BOINC と PRPNet で素数探索を行えるようにする分散コンピューティングのプロジェクトです。
PrimeGridの第一の目的は、「毎日」コンピュータを使う人が素数を発見する面白さをもたらすことにあります。ソフトウェアをダウンロードして、PCを放っておくだけです。参加者は探索する素数の種類を選ぶことができます。ほんのちょっとだけ根気強くやれば、より大きな素数が、もしかしたら記録を破るような素数でさえ発見できるかもしれません。
 
BOINC
The Berkeley Open Infrastructure for Network Computing (BOINC) はボランティアさんのコンピュータ資源を分散コンピューティングに用いるためのソフトです。1つのプログラムを通して、様々な分散コンピューティングに参加できるようになります。現在の BOINC は David Anderson 率いるカリフォルニア大学バークレー校のチームを中心にして開発され続けています。
 
このソフトは現在、生物学から数学、天文学のプロジェクトまでサポートしています。
より詳しい情報はこちらまで。 BOINC: http://boinc.berkeley.edu
 
PRPNet
PRPNet は Mark Rodenkirch によって開発された、素数の候補である数字が本当に素数であるかの判定を管理し処理できるようにする分散クライアント・サーバーアプリケーションです。PRPNetクライアントは素数判定にLLR, Phrot, または PFGW を使用しています。
より詳しい情報は、PrimeGrid 内にある PRPNet のフォーラムのスレッドまで。
http://www.primegrid.com/forum_thread.php?id=1215
 
PrimeGridについてもっと詳しい情報、現在参加可能な素数探索のプロジェクトの完全なリストはこちらまで。 http://www.primegrid.com

*コメント [#q4142163]
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